学校からのお知らせ
新しいじょうほう
明日もまた来たくなる学校
9月4日(金)の給食
むぎごはん ぎゅうにゅう チキンカレー きなこまめ かいそうサラダ
国語 時をあらわすことば
つぶやきが多い授業でした。意欲的に国語の学習に取り組んでいるのが分かります。外国人児童の入り込みの支援の先生も見守ってくれていました。
国語 詩「せんねん まんねん」 まどみちお
詩の表現技法「繰り返し」について説明をしているところでした。「繰り返し」の効果のよさに気づく発言があり、教師から認められていました。
国語 詩「われは 草なり」 高見 順
詩の表現技法の「繰り返し」の効果について、教師が発問すると、いいつぶやきがたくさんありました。担任は、すかさずその子を指名し、つぶやきを全体に共有しました。
いい授業でした。合格!
9月3日(木)の給食
ロールパン ぎゅうにゅう いかのレモンソースがけ キャベツのアーモンドサラダ じゃがいものスープに
校長のあたまのなかⅡ
からの巣なら許してくれるかな
本校運動場の夜間照明の支柱の上には、ハシブトガラスが立派な巣をつくり、子育てを行いました。3羽のひなが無事に巣立っていきました。子育て中の親カラスは攻撃的で、顔を覚えられた何人かの大人が威嚇を受けました。
鳥獣保護管理法により、野生の鳥類やその卵・ヒナは保護されているため、ひながいなくなった時点で、市に連絡し専門の業者に除去をお願いすることにしました。カラスにとっては迷惑な話ですが、行政執行による強制排除を行います。
費用はぎりぎり10万円を超えない額でした。学校配当予算で対応するので、けっこうな負担です。明日か明後日には、業者が作業してくれる予定です。ただ、雨が強く降ると、延期になる可能性もあります。
来年度以降、運動場にカラスの巣が増えないような工夫が必要だと感じます。剪定をした校庭の樹木の枝は、早めに片付けて、巣の材料にさせないようにしようと思います。
魚魂碑(ぎょこんひ)
運動場の西がわのはしっこの大きな木の下に、小さなおはかがあります。「やすらぎ」と読めます。
何のおはかで、いつ作られたのでしょうか。三角錐(さんかくすい)の形の別の面を見てみましょう。
どうやら、魚のおはかのようです。池の魚や教室などで飼っていた魚をうめたのでしょうか?
昭和56年に青城小児童会(今の企画委員)が建てたもののようです。
校長室にある昔の記録を調べてみましたが、よくわかりませんでした。昭和56年と言えば、青城小ができて3年目の年です。
「魚魂碑」のことを知っている地域の方がいましたら、情報をください。お待ちしています。
8月の勤務日数と超過勤務時間
7月分の県費負担教職員26名の超過勤務時間の平均は、1時間21分だった。7月は20時間5分だったので、大幅減少である。8月の超過勤務は、ほぼないと言ってよい。勤務日数の平均は、7.6日である。最も多く勤務した教職員は15日、最も少ない教職員は2日である。夏季休暇5日に加え、有休を使って長く休みをとれるのが、小学校教職員の強みである。
「先生たちは、夏休みに何をしているのですか?」と問われれば、「休めるときに休んでいます。」と答えられる。
30数年前と比べると、小学校の教職員の労働環境がかなり改善されたと思う。私(岡本)が、初任で4年間勤めた浜松市立蒲小学校では、夏休みはかなり忙しかった。校内研修も盛んで、出張も多かった。当時は、水泳、陸上、サッカー、ミニバスケットボールの部活動があった。水泳と陸上は、すべての教員がかかわり、サッカーとミニバスケットボールは選択制だった。
途中から、サッカーとミニバスケットボールは、少年団活動に移行した。少年団と言っても、発足時は地域の受け皿がなく、先輩教員から頼まれ、私はミニバスケットボールの指導にかかわった。競技経験もなくルールもろくに知らなかった。慣れない審判をやるたびに、あとからジャッジについて先輩からの指導が入った。夏休みは、土日も含めて練習や試合があった。たまたま強いチームだったので、合宿も行っていた。県大会や東海大会にも出場した。当時、いっしょに指導にかかわった何人かの先輩たちは、校長を退職するまで、自分が住んでいる地域のミニバスケットボール少年団の指導者として活躍されていた。頭が下がる思いである。
自分が初任者のころは、「滅私奉公」に近い形で、がむしゃらに働いた。今の若手教員は、有給休暇等を効果的に活用し、メリハリをつけた勤務で、ワークライフバランスを保つことができる。
小学校教員の勤務は、世の中で思われているほど悪くない。教員が「ブラック」だと声高に叫んでも、志願者が減る一方である。来週から本校では、教育実習生の受け入れが始まる。実習生には、教員の勤務や待遇の良さも伝えていこうと思う。
うれしかったこと
運動会に向けて、それぞれのクラスで応援リーダーやダンスリーダーが決まってきました。昼休みに話し合いや練習があって、隣のこども園に出かける子が今日は少なかったです。「行きたいんだけど、用事があって行けない。」と、残念そうに5年生が話しかけてくれます。
昼休みには、5年生と2年生あわせて4人と5年担任1名と校長の少人数で訪問しました。入り口で園児が出迎えてくれています。自然に交流が始まり、一緒に遊び始めました。
私(校長)のところに、何人かの園児が代わる代わる近寄ってきて尋ねました。「今日は〇〇ちゃん、いないの?」「◇◇ちゃんは、お休みなの?」と、なかよしになった5年生の名前を言いながら、後から来るのか気にしているのです。1か月以上の夏休みをはさんでも、小学生の名前を覚えていてくれたことが、うれしかったです。「ありがとう。今度連れてくるからね。」と答えておきました。青城こども園との交流が日常化し、深まっていることを実感しました。
青城小学区に線状降水帯が発生したら
今年の夏は、東京周辺、千葉、石川、富山、福井、青森といたるところで、線状降水帯発生による大雨被害が相次いだ。テレビの報道では、高齢者が「80年(ここに)住んでいるが、こんなに水が来たことはなかった」と、ため息交じりで語っていた。線状降水帯が、局地的に発生すれば、ハザードマップでの想定を超える被害が出ることはもはや明白である。
恐ろしいのは、大きな河川の堤防が決壊しなくても、内水氾濫で被害が拡大してしまうことだ。もともと、日本では時間当たりの降水量が50㎜程度の想定で、側溝や排水場の設備が整えられてきたと言われている。最近の雨の降り方は、亜熱帯でのスコールに近いので、既存の設備では排水が追い付かないことがある。私が過去に屋久島登山やベトナム旅行で経験したスコールは、まさにバケツをひっくり返したような雨の降り方だった。それでも多くの場合、数時間ほどで雨が弱まった。日本では線状降水帯がかかり続ければ、スコールのような大雨が半日以上降り続くこともめずらしくない。
では、青城小学校の学区に線状降水帯がかかり続けたらどうなるのか、河川と用排水路と微地形を考慮し、イメージをふくらめてみる。
水は低いところにたまる。まず、東海道本線の下を通るアンダーパスの道路が、使用不能になるだろう。次に、仿僧川につながる支流や水路の水位があがってくる。青城小のすぐ西側を流れる仿僧川、その支流である豊田川、森岡川、(磐田)田中川、祝川、寺谷用水のいずれかがあふれ出したら、内水氾濫となり、あふれた水は行き場を失う。周囲よりもわずかに標高が低い田や調整池に水がたまり始めるだろう。
青城小の横を流れた仿僧川は、南下してそのまま遠州灘に出るのではない。海岸近くで直角に近いカーブで東に向きを変える。そのまま太田川と合流し、福田漁港のあたりで海に注ぐ。仿僧川にはいくつか排水場が設けられているが、排水量を上回ったらあふれるしかない。
(画像は、磐田市教育委員会作成立体地図 くにゃマップ 平成25年より)
仿僧川の水位が上がれば、住宅地の周囲に張り巡らされた側溝の水が逆流してあふれ、あふれた水は東海道本線と東海道新幹線の微地形の影響を受ける。東海道本線の線路がある部分は、周囲よりも数m高い場所がある。東海道新幹線の高架はそれ以上の高さで、たまった水が海側に抜けようとするのを妨げる土手のように働くだろう。東側は磐田原台地、西側は天竜川の堤防がある。青城小の学区は、一度水につかったらなかなか水が引かないと覚悟しておいた方がいい。
そのため、青城小学区には、川や水路のそばに調整池がいくつも整備され、大雨のときの水を一時的にためて被害を減らす対策をしている。本校の敷地にも調整池がある。子どもたちの探究学習の中で、水系や調整池について調べてみたら、おもしろいかもしれない。
ところが、本校の調整池は、今は木々が生い茂る藪となり、ヘビの巣になってしまっている。市で浚渫してもらい、調整池の役目を果たせるように来年度の予算要求を行っていく。私たち教員の力では、手に負えない。
菱(ヒシ)の花
昇降口前の池では、ヒシの小さな白い花がさいています。
シオカラトンボのメスが、尾の先を水につけながら、たまごをうんでいます。打水産卵(だすいさんらん)といいます。
体育館の空調工事はじまる
体育館の周囲に足場が組まれ、工事が始まりました。空調工事のため、壁面にダクトの穴をあけるので、工事のときの音が出るそうですが、体育館の使用はできます。子どもたちの安全に配慮していきます。
何の虫ですか?
虫ずきの3年生が、飼育ケースを持って聞きに来ました。「カマキリとバッタ」というのでのぞいてみると、3びきいました。
コカマキリかハラビロカマキリかよく分からなかったので、ケースを開けようとすると、「逃げちゃうから」と制止されました。前脚にもようがないので、ハラビロカマキリかな? あとは、ショウリョウバッタとオンブバッタだろうと思います。草や木の枝をいれてあるのが、さすがです。ときどき、霧吹きで水を吹いてあげるといいです。
ムシミルのリンクから、調べてみましょう。
みんなと外で遊びたい
2学期で初の昼休み。熱中症指数は高めでしたが、ぎりぎり外で遊ばせられるレベル。昼の放送で「外で遊んでよい」ことを伝えました。子どもたちにとって、昼休みに外で遊べることは大きな楽しみです。運動場で見守る教員を付けて、対応していきます。
静岡県防災の日に伝えたいこと
2学期始業式 校長の話
長い夏休みが終わり、9月1日の今日から2学期が始まります。今日は何の日か知っていますか? 静岡県の防災の日です。ずっと前から、静岡県は9月1日を大地震に備える日として、訓練を行ってきました。
なぜ、9月1日かというと、今から100年ほど前の1923年の9月1日に関東大震災という東京直下型の地震が起き、ものすごい被害が出たからです。10万人以上がなくなったり、行方不明になったりしました。今まで日本で起きた地震の中で、一番大きな被害が出ました。熊本地震や東日本大震災、阪神淡路大震災よりもひどかったのです。
今から50年以上前、日曜日の夜8時から、テレビで「日本沈没」というドラマがありました。大地震や津波で、日本のあちこちが海に沈んでいくとても怖いお話でした。小学校低学年だった私は、とても怖かったのを覚えています。そのあと、小学校では防災頭巾を用意するようになりました。小学校高学年の避難訓練のときには、もうすぐ東海地震という大きな地震がくるのだと、校長先生がお話してくれたのを覚えています。
もうすぐ来ると言われた東海地震はなかなか起きず、その間に日本のあちこちで大きな地震が起きて被害が出ました。今年の夏は、熊本で大きな地震が起きました。校舎が地震で壊れてしまった小学校もありました。自分の家が壊れてしまった人たちが集まる避難所になった小学校もありました。
大地震や大雨などで困っているとき、みんなで助け合うことがすぐにできるのが、日本人の良いところだと、私はいつも感心します。災害のときには、今まで当たり前だと思っていた普段の生活が、多くの人の働きに支えていることに気づかされると言います。
私は子どものころは東海地震が来るのが怖くてたまりませんでした。でも今は、大地震などの災害が起きても、青城っ子や地域の方の命や生活を守る仕事をしなければならないと覚悟を決めています。
9月1日の今日、みなさんにお願いしたいことは2つあります。ほかの場所で起きた災害を他人事で関係ないことと思わずに、自分の身に置きかえて考えてほしいです。それが「たくましい子」につながっていきます。もう一つは、ふだんから私たちの生活を支えてくれている人に感謝をし、お礼の気持ちを伝えられるようになってほしいです。夏休みに青城小学校で一番働いた人は誰だと思いますか。用務員さんです。教室や廊下のロッカーのささくれで子どもたちがけがをしないように、修理してくれていました。子どもがいない教室で一人で、一生懸命お仕事をする姿を見て、ありがとうの気持ちでいっぱいになりました。自分のロッカーが直っている子がいたら、ぜひ、お礼の言葉をかけましょう。青城っ子がいい子に育ってくれることを期待しています。これでお話を終わります。
学校の下に活断層があるということ
熊本県八代市龍峯小学校では、学校の敷地の下に活断層が表れたということで、大きなニュースになっている。日奈久断層は、山裾と平地の境を通っているから、それよりも西に300m離れていたところにも未知の断層があったということである。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e35b061af98d212f388c1e13485ee821050b0b93
小学校の真下に"未知の断層" 地震で姿を現す グラウンドに地割れ校舎に亀裂 八代市(KKT熊本県民テレビ) - Yahoo!ニュース
グーグルマップのリンク 八代市立龍峯小学校
ニュースによると、龍峯小学校は、「去年8月の記録的大雨で敷地内に大量の土砂が流れ込み、教室が浸水。復旧作業に追われ、2学期の開始が1週間遅れ」たそうである。2年続けて災害に見舞われたことになる。夏季休業中の学校長の苦労を思うと、他人ごとではない。
前回は流れ込んだ土砂を撤去して、校内を洗浄すれば再開できただろうが、今回は校舎の破損も大きく、簡単には再開できないだろう。隣の八代市立千丁小学校とは、約3km離れている。校舎の被害が少ない近隣の学校に分散登校をするのだろうか?夏休みの間に方針を決定し、保護者に通知する準備を市教委と学校は行っていくのだろう。
敷地の真下に活断層があるのに、同じ場所に学校を置き続けることは危険である。また、地表に現れた活断層自体が貴重なため、岐阜の根尾谷断層や淡路島の野島断層のように、断層自体を保存する博物館になるかもしれない。
災害からの復興と学校再開には、行政の単位を超えた連携が必要になる。東日本大震災が起きた年に、私は磐田市教育委員会学校教育課勤務で、現地の視察や復興ボランティアにも参加した。岩手県上閉伊郡大槌町の小中学校が、大きな被害を受けて再開が困難だった期間は、隣の山田町の小中学校までバスを出して、子どもたちを通わせていた。今回も被害の少なかった小中学校が、被災した子どもたちを一時的に受け入れるのが最も早く再開できるやり方だと思う。
磐田市でも南海トラフ地震で大きな被害がでたら、海側にある小中学校の子たちを被害の少ない学校で受け入れるのかもしれない。そのための机と椅子は足りるだろうか? 先日処分してしまった使わなくなった机と椅子のことが気になった。
7月の超過勤務時間
7月分の県費負担教職員27名の超過勤務時間の平均は、20時間5分だった。6月は28時間46分だったので、8時間41分の大幅減少である。7月は保護者面談があったが、余裕を持って仕事をすることができた。1日当たりの超過勤務時間の平均が55分だったので、遅く来て早く帰る勤務が定着してきた。
【激務である教頭と教務主任の超過勤務】
教頭 35時間16分
(6月:48時間37分5月:41時間43分 4月:63時間02分)
教務 43時間37分
(6月:53時間13分 5月:49時間34分 4月:85時間42分)
学級担任で最も超過勤務が長かった者は、34時間25分。月45時間以上の者は、なかった。
地下水は濁るのか
地震のニュースの住民のインタビューの中で、気になる内容があった。「自宅は井戸水だが、地下水が濁って飲めない」という。熊本の事例をもとに、本校プールの深井戸水源が、地震のときに濁って使えなくなる可能性を考察しようと思う。
熊本と言えば、水道水の品質の高さで知られている。地下水が供給されている地域が多く、天然のミネラルウオーターが蛇口から出ると言われるほどだ。
市で供給する上水道とは別に、簡易水道を使っている地域が多いのも熊本県の特徴である。簡易水道というのは、水道法第3条に基づき定義される水道事業の一種で、「計画給水人口が101人以上5,000人以下の水道事業」のことである。市の水道管を引かなくても、小規模な井戸水源で地域住民が水を使うことができる。管理組合を作って運営していることが多い。私たちの静岡県磐田市にも簡易水道を使っている地区がある。
地下水が濁って使えないという状況の詳細は分からないが、活断層によるものと、土壌の液状化によるものが要因として考えられる。
活断層のずれによって、管が破断し、土砂が混入することが起こりうる。ただ、静岡県磐田市に活断層はないので、今回は考察から除外する。活断層について国土地理院の資料を添付する。
土壌の液状化は、影響が大きい。前回の2016年の熊本地震のときには、海岸の埋立地だけでなく、内陸部の河川沿いや低地で液状化が多く発生した。白川、緑川、加勢川などの下流域や、かつて川が流れていた跡地(旧河道)、自然堤防などの周辺や砂利の採取跡地などを埋め戻した場所で、液状化の被害があったことが、自治体などの資料から分かる。
青城小学校の学区では、暴れ天竜と言われた天竜川が、氾濫を繰り返しながら流路を変えていたころからの、旧河道がある。田んぼを掘り返し砂利を採集し、埋め戻したところも多い。古い地図を見れば、古くからの集落が、自然堤防上に細長く立地しているのが分かる。本校周辺では、土壌の液状化の被害を受けやすく、本校のプールの深井戸水源は、濁って使えなくなる可能性があるといえる。
土壌の液状化は、地表からの深さ20mくらいの範囲で発生することが多いというデータがある。もちろん、そのときの土壌中の水分量によっても違うだろうが。本校プールの深井戸水源の深さ、汲み上げポンプの設置位置の深さを調べてみた。
井戸の深さは80mなので、土壌の液状化による濁りの影響は受けにくいと思われる。深井戸水中ポンプの設置位置が地下25mなので、液状化の影響を受けるかどうか微妙なところである。楽観的に考えれば、地表近くで土壌の液状化が起こっても、地下80mから汲み上げる地下水が濁る可能性は低いのではないか。
暑さと断水
熊本県で起きた地震の被害の詳細と現地の様子が、伝わるようになってきた。避難所の状況の報道からは、暑さと断水でかなり困っている住民の声が印象的だった。停電中の避難所は暑すぎて、屋外や車中泊で夜を明かした方も多かったという。
さて、同様の地震が本校で起きたと仮定したときの、思考訓練の続きである。熱中症による命の危険がある中での体育館への避難は厳しいと感じる。体育館の構造上、屋根に当たった日光が建物内を暖めるので、空調設備のない中では長時間過ごせない。それよりも、夏休み期間であるので、教室を開放し、避難所とするべきである。停電していなければ、教室ごとにエアコンをつければ熱さはしのげる。校長判断で、北校舎1階、空き教室から避難所指定していったら・・・・と、頭の中で考えている。避難所マニュアルの見直しも必要かもしれない。寒い時期ならば体育館の避難でよいが、夏は無理がある。(次年度には、本校体育館にもエアコンが付く予定ではある。)
(北校舎通用口からプール入り口までは、約20m)
北校舎1階にこだわったのは、水の問題があるからだ。昨日(29日)の八代市では、給水車待ちの住民が並んでいるニュースがあった。本校では、災害時のプール活用ができるのではないかと思案している。北校舎1階のすぐ北側がプールである。飲み水だけでなく、トイレの問題もある。簡易トイレが十分に完備されていなければ、屋内の水洗トイレを使うだろう。水がなければ流せないので、汚れと臭いが避難所の環境を悪化させると思う。
停電が長引くと、校舎内、体育館内のトイレは水が流れなくなる。水道が使えたとしてもだ。学校で使う水は、一度屋上にある高架水槽にポンプでくみ上げて貯めておき、自然流下で校舎内の蛇口から水が出る。停電が長引けば、給水タンクに補充ができず、使い切ったら終了である。途中から水が流れなくなると、便が残って固まっていく。
南校舎屋上の高架水槽
本校のプールは、井戸水と水道水の併用である。自前の深井戸水源を持っている。停電さえなければ、水をくみ上げ使うことができる。もともと天竜川の伏流水であり、プールの消毒薬を入れれば、きれいな水として使える。(飲用水に適しているかどうかは要確認であるが)トイレの問題も、プールで解決できる。校舎や体育館のトイレは使用禁止にして、プールサイドの屋外トイレのみを使用する。断水していても、プールの水で流せば、きれいに保てると思う。一度汚してしまったトイレの掃除は、とても大変である。初めから、プールサイドのトイレを使ってもらえれば、学校を再開するときの作業も少なくなる。プールサイドのトイレには、バケツで汲んだプールの水を置いておき、使った方に自分で流してもらう。
プールサイドの男女別トイレ 男子:小便器2 和式便器1 女子:和式便器2
まとめてみる。今、静岡県で地震が起きていて、本校で避難所対応をするのであれば、「校長のあたまのなか」は、以下のように方針を提案する。
・ 熱中症の危険があるので、体育館よりも北校舎1階の教室から避難所開設をする。停電がなければ、教室のエアコンを積極的に使用する。
・ 上水道が断水しても、プールの深井戸水源が使えるのであれば、水を供給できる。
・ 避難所の環境を良好に保つために、トイレはプールサイドの屋外トイレを使用する。断水していても、プールに貯めてある水で流すことができる。
・ 救援物資、配布用食料の保管には、北校舎西端の給食の配膳室を利用する。トラックを横付けして下ろすことができる。
昨日の熊本地震を受けて
令和8年7月28日 16時27分に熊本地方を最大震度7の地震がおそった。その後も余震が続いている。現地、特に学校で何が起きているのかを調べ、同様のことが本校で起きたときの思考訓練を行うことで、減災につなげたいと思う。
消防機関等の対応状況の最新のものを探した。20260728kumamotojishin14.pdf
状況が一番よく公開されていたのは、八代市である。八代市には24の小学校がある。昨夜から今朝にかけて、避難所として開設されていた。昨晩から小学校には教職員が出勤し、被害状況の確認と報告のあと、避難所運営にあたっているのだろう。校舎内の片づけにも追われているのかもしれない。校長は、非常災害時には時間外勤務を命じることができる(超勤4項目)。地震が起きたら、自分の家や家族のことはさておき、職場である学校に参集するのが公務員の役目である。
https://ufirst.jp/schools/elementaryschool/pref/kumamoto/43202
https://www.city.yatsushiro.lg.jp/kinkyu.html#kid50
同様の規模の地震が静岡県で起きれば、青城小学校では、学区に住む校長が自転車で一番初めに参集することになる(家に居ればであるが)。本校の教職員数名は、学校から半径3km圏内に自宅があるので、20分以内に参集できるはずである。施設の被害状況を確認し、市教委に報告したら、市の職員とともに避難所運営にあたることになるだろう。けが人が運ばれてくることも想定し、担架とAEⅮを用意しておく。幸いにも本校には駐車場が多くあるので、住民のために運動場をすぐ開放しなくてもよい。それよりも万一のために、ドクターヘリが運動場に下りられるようにしておく方がよい。
地震の被害としては、地面の液状化による砂や水の噴出、地割れによる道路の損壊、校舎や体育館の屋根や壁の崩落などが想定される。
校長室内に対策本部を設置し、避難所に集まってくる情報を集約して、対応に当たれるようにしなくてはならない。続々と体育館や校舎内に避難してくる地域の方々の案内は、主に市役所職員に頼むことになるだろう。
学級担任は、可能な限り児童の安否確認を行いたいが、地震後の混乱と通信手段の状況によって思いのほか時間がかかるはずである。すべての住民が避難所に来るわけではないので、目視による確認は難しい。「コドモン」が機能していればいいのだが、使えないときはどうするのかを事前に確認しておく必要がある。