学校日誌

90個の卵

2022年4月20日 11時00分

青城小のキャベツ畑です。キャベツがぐんぐん成長しています。

しかしこの畑、収穫のためにキャベツを育てているのではありません。

4月19日(火)、理科授業を担当する職員がキャベツ畑にいました。

見えるでしょうか。モンシロチョウの卵を探していたのです。
上の写真を拡大すると・・・

この時期、モンシロチョウはキャベツの葉などに産卵をします。
翌日、キャベツ畑へ産卵に来たモンシロチョウです。

孵化した幼虫には寄生バチが卵を産み付けている可能性が高いので、教材として使うためには卵を採取しなければいけません。

採取した卵は、キャベツの葉とともに大切に保存されます。

一度の採取で、10個から20個の卵が採取できます。
3年生の児童全員が飼育できるように、90個以上の卵採取を目標にしています。

3年生はモンシロチョウを各自で飼育します。
その体験を通して、生命の大切さ、動物の体の成長、食物による生物のつながり、環境変化と生物の関係、そして自然の不思議と素晴らしさなど、たくさんのことを学びます。

3年生の子どもたちが、畑にキャベツの苗を植えた時の様子です。
まだ寒い2月、2年の3学期でした。
キャベツの苗植え 2年 - 磐田市立青城小学校 (city-iwata.ed.jp)

キャベツは、これから幼虫の餌としても使われます。